映画「モテキ」


 映画「モテキ」観に行きました!大泣きしました!
 ※泣くような映画ではないと思う
 サブカルとJ-ROCKが好きな人なら観に行って損はない。のではないかなあ。
 大画面大音響で何度も聴いた好きな音楽、聴いたことのないJ-ROCKが流れるのは胸にきます。
 自分の好きなものをあれだけ全力で好きだー!って創作物に取り入れてくれるのってクソ幸せです。
 モテキのドラマも漫画も、もちろんサブカルも知らないっぽい隣の席の女子高生2人組が上映終了後に「おもしろかったねー」「人にめっちゃ勧めたい」みたいに話してて、それもよかった。

 モテキは「森山未來がモテモテな映画」と思って観に行くと裏切られる…かなあ。
 各種女子4人の属性とサブカル小ネタと音楽とうじうじぐだぐだの恋愛話を観に行くつもりでいるといいかもしれない。
 好きな方の言葉を借りますがフジくんは眼鏡ぶち割りたいです。
 でも分かるよ、って言いたいところもある。

 以下ネタバレ含む感想です。



 まずオープニングがちゃんと流れてくれてそれだけでぐっときた。
 あのドラマのオープニングが曲も含め大好きなので、映画でもフルでくるとは思っていなかっただけにウオオオ!ってなりました。
 大画面で見られてすごく楽しかった。ドラマより豪華仕様だし。

 そして溢れ出る小ネタ。小ネタ祭りの作品はもともと好きなのでツボでツボで仕方なかった。
 なにあの電気のジャケット引き伸ばしたポスター!メロ牧!ファンタズマ!漫画いろいろ!サブリミナルのTシャツくれよ!!
 そうそうサブリミナルのTシャツ良かったです。普段着で違和感がないのはデザインがいいのかモデル(細身男子)がいいのか。
 バンドTシャツって女子が外で着るにはあまり似合わないデザインが多いと思いますが、男子だと意外といけるのかもな〜とサブリミナルTの森山未來くんを見ていて思いました。
 だから男の子はバンドT着よう!

 瀧の出番は予想通りといえどもやっぱり短かったです。
 その代わりリリーさんが出ずっぱりですごい。リリーさん好きは観に行くべき。あれは…たまらんでしょう。

 あとキャストでいうと長澤まさみちゃんのかわいさに目覚めました。
 かわいいなあのこ。かわいいじゃん。かわいいじゃないですか。
 スタイル抜群だし胸キュン笑顔だし声もキュートだしかわいい。かわいかった。目覚めた。
 麻生ちゃんは安定してすてきですね!時効警察から好きです。
 麻生ちゃんがかわいそうなシーンの時はフジてめえ!ってなって大変でした。フジは基本的にクズだからしかたないね…。
 牛丼シーンが良かったです。あれは原作者さん発案なのかな。極限まで素敵に美味そうに強く明るく撮ってくれた撮影班と演出はすごいと思う。

 なんか恋愛ものの作品見たいなーと思っていたのでそこを補えたのも丁度良かった。

 音楽ネタだとやっぱりPerfumeのダンス!恋愛前進ロマンちっく空間すごく素敵だった。見ててとっても楽しかった。
 けれど一番言いたいのはくるりの「東京」が流れるタイミングがすごかったということです。
 涙腺決壊した…本当に完璧なタイミングだったしそのあと涙が落ち着いても次の曲でまた「あーJROCKっていいな」って落涙→ラブシーンで落ち着く→「今夜はブギーバック」で大泣きだった。流れが素晴らしすぎた。ED曲にブギーバックて!
 そのEDも小ネタ効きまくり凝りまくりで、BD買って一時停止しながら見返したいー!ってなることこの上ない。
 モテキナイト行きたかったなあ。次があったら行きます。

 iphoneに入っていた曲でモテキに使われていたものを聞きながら電車に揺られて帰って来ました。
 映画館でこの映画を見られて本当によかったです。
 サブカルチャー好きと言ってもにわかだけれどやっぱりそういう文化を愛してやまない人たちがいて、そこで全力でものを創っている人たちがいて、とてもありがたいし素敵だし大好きだしぐっとくるなと思います。
 
 いつかもう一回見たいなあ。